buildingSMART Japan(東京都渋谷区 会長:庄子幹雄 / 代表理事:山下純一、以下bSJ)は、2023年3月27日 buildingSMART International(以下bSI)の国際会議において、
武藤正樹氏(国立研究開発法人建築研究所 建築生産研究グループ上席研究員、bSJ 国際委員会 副委員長 兼 意匠設計小委員会 法規WGリーダー)がbSIよりFellowの称号を授与されたことを報告いたします。
bSI Fellowは、BIMの発展に貢献した人物に対してbSIより送られる称号であり、武藤正樹氏は、これまでbSIの法規分野の検討部会(Regulatory Room)の立ち上げや、BIM建築確認の「開発ステップ」、開発ステップに従った我が国の建築確認BIMの試行の状況について継続的に情報発信するとともに、BIM建築許可・確認の開発の歩みをする諸外国の開発動向を分析した、「建築許可の電子申請共通ガイド(e-submission Common Guide)」の技術報告書を取りまとめるなど、bSIに対する様々な貢献を行ってきたことが選出の理由となっています。
なお、bSI Fellowはこれまでに43名が選出されており、日本では2018年に、bSIの前進であるIAI(International Alliance for Interoperability)の創設ならびに日本支部の開設の功労として、庄子幹雄 氏(マサチューセッツ工科大学客員教授・元鹿島建設株式会社副社長・日本計算工学会二代目会長・現bSJ会長)が、また、IFCの仕様策定の貢献を評価されて、足達嘉信 氏(元セコムIS研究所、現鹿島建設株式会社)が授与されており、今回の武藤正樹氏の選出により、bSJとして3名の方が授与されたこととなります。
〇 関連リリース 国立研究開発法人建築研究所 https://www.kenken.go.jp/
〇 お問合せ先 buildingSMART Japan 事務局 E-mail:office@building-smart.jp
左から、Patrick MacLeamy, bSI Chair、武藤正樹上席研究員、Clive Billiald bSI CEO