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国総研、土研:建設DX実験フィールドの運用開始・民間にも開放

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国土技術政策総合研究所と土木研究所は28日、茨城県つくば市に整備してきた「建設DX実験フィールド」の運用を始めた。国土交通省が推進するインフラDX(デジタルトランスフォーメーション)の中核拠点の1つ。一部施設を民間企業にも開放するなどして、産学官の技術開発を促す。

bSJ:設備BIMセミナーを7月1日開催

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ビルディングスマート・ジャパン(山下純一代表理事、bSJ)の設備環境小委員会は、設備BIMの最新動向を解説するオンラインセミナーを7月1日に開く。導入環境やIFCデータ活用のポイントとともに最新事例も紹介する。
 セミナーでは国土交通省住宅局建築指導課の田伏翔一課長補佐が建築BIM推進会議の検討状況について説明するほか、最新事例として日建設計、日本設計、鹿島、新菱冷熱工業、高砂熱学工業、須賀工業、トランスコスモスなどの担当者が登壇する。参加は無料。定員は200人。bSJホームページから申し込める。

北陸整備局:利賀ダム・統合CIMを構築・検討業務、7月5日まで受付

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北陸地方整備局利賀ダム工事事務所は、利賀ダム建設事業で統合CIMモデルの構築に着手する。24日に令和3年度利賀ダムBIM/CIM活用検討業務の簡易公募型プロポーザルを公告した。参加表明書は7月5日まで、技術提案書は30日まで受け付ける。

鹿島、ユビテック:技術裏表・データを活用可能な状態に昇華・バイタル情報サービスを統合管理システムに採用

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【独自のアルゴリズムでVaaSに進化】
 センサーなどで人やモノのデータをリアルタイムで活用するIoT(モノのインターネット)を建設現場に生かす取り組みが、単なる“見える化”から次のステップへと移行し始めている。鹿島は、人、モノ、建機、気象、交通情報などを一元管理できる統合管理システム「Field Browser」(フィールドブラウザ)の中で、作業員のバイタル管理としてオリックスグループのユビテック(東京都港区、大内雅雄社長)の安全衛生支援サービス「Work Mate」を採用。大内社長が「データの有効な生かし方まで製品に組み込んで提供する」とする同サービスを鹿島の横尾敦土木管理本部生産性推進部長は「バイタル・アズ・ア・サービス(VaaS)」と表現する。

BIM-CIM改革者たち(3):中央復建コンサルタンツ・森 博昭氏(もり・ひろあき)

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【身近なところから変化楽しむ/「作る」と「使う」両面の人材育成】
 「一歩ずつ着実に人材を育てるしかない」。中央復建コンサルタンツの森博昭ICT戦略室長は、国土交通省が掲げる2023年度のBIM/CIM原則適用に向け、決意をのぞかせる。09年度からスタートした社内の3次元CAD研修は新入社員教育に組み入れ、既に全社員の半数が受講済み。BIM/CIM一般化の流れはいずれ地方自治体や民間インフラ事業分野にも広がる。「当社だけでなく業界にとってもBIM/CIMへの重要課題は人材育成に尽きる」と言い切る。

NTTドコモ、綜合警備、パイオニア企業共同体:3D-LiDARで協働・賛同・協力企業とも連携

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NTTドコモと綜合警備保障、パイオニアの100%子会社パイオニアスマートセンシングイノベーションズは、3D-LiDAR・点群データを活用するビジネスの創出を目指し、アライアンス契約を結んだ。15日付で企業共同体の「スマートセンシングアライアンス」(SSA)を設立した。SCSKも賛同・参加しているほか、参加企業を限定しない拡張型のアライアンスとして設立趣旨に賛同・協力する企業などと幅広く連携する。

北陸整備局:BIM-CIM全面活用・13事業に拡大

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【経験の場を創出】
 北陸地方整備局は、BIM/CIMを全面活用する事業を13事業に拡大した。モデル事業に位置付けることで、設計者や施工者のBIM/CIMの経験の場を創出する。2023年度までの直轄工事でのBIM/CIMの原則化に向け、地元企業も対象にさらなる浸透を図る。

パナソニック・ライフソリューションズ社:BIMシミュレーション効率化ソフト無償提供・照明設計を支援

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パナソニック・ライフソリューションズ社は、主に商業施設の照明設計を支援するため、BIMの3Dデータ上で照明シミュレーションなどを効率化するソフトウェア「Lightning Flow(ライトニングフロー)」を21日にアップデートし、本格展開を始める=写真。提供は、照明器具拡販のため無償とした。

BIM-CIM改革者たち(2):大林組・杉浦 伸哉氏(すぎうら・しんや)

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【成果つなぐプロセスの可視化/全体最適へ現場のカイゼンを形に】
 「最高の舞台をつくろう」と呼びかけるのは、大林組でビジネスイノベーション室副部長を務める杉浦伸哉氏だ。2023年度から国土交通省の直轄事業でBIM/CIMが原則導入となる中、完全実施の舞台上で「技術を駆使して突き進むことが、企業としても、業界としても、次へのステージにつながる一歩」と考えている。

国交省北陸整備局:BIM-CIM・検査要領を作成・大河津改修で全工事に遠隔臨場

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国土交通省北陸地方整備局は、新潟県長岡市、燕市で進めている大河津分水路改修事業において、BIM/CIMに対応した検査要領案の作成に着手する。検査業務のさらなる効率化や高度化が狙い。特定の事業でCIMの完成検査に向けた要領の作成は、全国的にも先進的な取り組み。同事業のすべての工事で遠隔臨場による監督、検査も試行する。2023年度までの直轄工事でのBIM/CIMの原則化へ弾みをつける。