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編集者bsj

大林組:「シェアードティック」・耐火性検証とBIM連携・同一情報で検証省力化

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大林組は、建築物の性能設計を実現する耐火性能検証法とBIMを連携し、データを一元利用する設計システム「SHAREDTIK」(シェアードティック)を開発した。耐火性能検証法に必要な情報や計算、判定をBIM上でデータ抽出・自動計算し、結果を帳票や図面として出力する。

西松建設:シールド工事・CIM管理基盤を構築・自動解析診断システムと連携

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西松建設は、シールドトンネルCIM管理システム「NC-ShiONS」を開発した。自動解析診断システム「NS-BRAINs」と連携させることで、事前に作成した3次元地質モデルに、施工で得られた掘進データを自動的にインポートして一元管理できる点が特長。施工状況や地質情報などの見える化によって、施工の効率化や安全性の向上が期待できる。

大林組とNTTドコモ、コムウェア:自動ドローンで進捗管理・3D空間上に写真配置

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大林組とNTTドコモ、NTTコムウェアは、屋内の建設現場でドローンを使って工事の進捗を管理する実証実験に成功した。数日間隔で複数回、ドローンで現場を自動で撮影し、適切に写真を管理できることを確認した。 現場では、作業工程ごとの状況や経過を写真で撮影して管理する。ただ、屋内で撮影する写真は、位置情報の判定が難しく、階や工区などの情報を写真管理システムで手入力しているほか、日付の異なる写真を比較する場合は、各日付のフォルダから同じ位置情報の写真を探す必要があり、手間と時間がかかっている。

連載・BIM未来図:-ゼネコンはいま-大林組(5)

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【専門工事会社につながるBIM/常に正しい情報を保持する】
 大林組がワンモデルBIMの進化形として取り組むサテライトモデルの初トライアル現場である新大阪第2NKビル新築工事を統括する谷口慎二所長は、専門工事会社に対して「将来を見据えてBIM対応を突き詰めるべき」と助言してきた。

連載・BIM未来図:-ゼネコンはいま-大林組(4)

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 【現場がモデルを維持管理/コーディネーターが連携の要】
 大林組が大阪市内で施工中の新大阪第2NKビル新築工事現場では、BIMコーディネーターを兼務する福元裕太設計長がデータ管理の最前線に立っている。サテライトモデルに挑む初のワンモデルBIM現場として、専門工事会社との密接なデータ連携が求められるため、同社はBIMコーディネーターを初めて本格的に運用した

知的オフィス環境推進協:世界初 空調制御に照明の色温度・システムを22年度事業化

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知的オフィス環境推進協議会(会長・三木光範同志社大名誉教授)が中心となって開発を進めてきた「HUE-HEAT(ヒュー・ヒート)効果による照明・空調連動制御システム」の2022年度からの事業化が決まった。人の目に入る暖色や寒色から、心理的に暖かさや涼しさを感じる「HUE-HEAT効果」を利用するもので、同効果での空調制御の実用化は世界初だという。同システムによる「新市場創造」を目指す。

連載・BIM未来図:-ゼネコンはいま-大林組 (3)

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クラウド上で緩やかな連携/意匠、構造、設備のモデル統合】
 大林組では、サテライトモデルのトライアル現場が進行中だ。大阪市内で施工中の新大阪第2NKビル新築工事はS造地上13階建て塔屋1層延べ2万5736㎡。大阪本店生産企画部の江藤達朗担当部長は「着工のタイミングや工事の規模感などを考慮し、初弾プロジェクトとして選定した」と明かす。管轄する大阪本店では初のワンモデルBIM現場だった2019年竣工の大阪みなと中央病院工事で成果を収めていたこともあり、「さらに一歩先をいくワンモデルBIMを実現したい」との思いが各部門で広がった。

連載・BIM未来図:-ゼネコンはいま-大林組 (2)

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【サテライトモデルへの挑戦/専門工事会社のBIM追求】
 大林組がワンモデルBIMの進化形として、サテライトモデルの考え方を打ち出したのは2年前のことだ。同社と同様に他の大手ゼネコンもBIMの導入を拡大しており、近年の現場では専門工事会社に対し、部材モデルの提供を求めるケースが目立ち始めている。しかしながら、ゼネコンごとに要求するモデルデータの中身は異なる。iPDセンターの森泰志課長は「専門工事会社が主体となり、緩やかにワンモデルBIMと連携できる枠組みとしてサテライトモデルに行き着いた」と明かす。

連載・BIM未来図:-ゼネコンはいま-大林組 (1)

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【進化するワンモデルBIM/専門工事との密接な連携へ】
 大林組が設計施工の全現場にワンモデルBIMのデータ提供を始めた。プロジェクト関係者がクラウド上で1つのモデルから情報を出し入れするワンモデルBIMに乗り出したのは2017年。これまでに設計から施工まで一貫してワンモデルを活用する現場を着実に増やしてきた。iPDセンターの田岡登部長は「ワンモデルが社内のインフラデータとして機能し始め、新たなBIMのステージへと踏み込もうとしている」と強調する。ワンモデルBIMの“進化”を追った。

NTTコム、GUTP:仮想空間で設備制御・デジタルツイン基礎アプリ開発

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【広域都市で活用検討】
 NTTコミュニケーションズと東京大学グリーンICTプロジェクト(GUTP)は、現実空間のロボットやビル設備などをデジタル空間上でリアルタイムに制御するための基礎的なアプリケーションを開発した。NTTコミュニケーションズでは、アプリ開発のために行った実証実験を2022年度にも他都市の拠点でも実施し、複数の空間をまたいだ制御・データ利活用を検証して広域都市空間でのデジタルツイン活用を検討する