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編集者bsj

土木学会:インフラメンテのロボット活用シンポ・位置推定、動作計画が課題

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土木学会の技術推進機構インフラマネジメント新技術適用推進委員会が1月30日に都内で開いた、インフラメンテナンスのロボット活用に関するシンポジウムで、東大大学院工学系研究科総合研究機構i-Constructionシステム学寄付講座の永谷圭司特任教授が「フィールドロボティクスの現状と展望-インフラメンテナンスへの活用に向けて-」をテーマに基調講演。インフラメンテナンスへの導入が期待されるフィールドロボティクスなどを紹介した。

前田建設:丸紅アークログと連携・BIMオブジェクトを充実

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前田建設は、 丸紅アークログと、 BIMオブジェクトの総合検索プラットフォーム 「Arch-LOG」 のBIMオブジェクト拡充とプラットフォーム活用を目的としたアライアンスを締結した。
丸紅アークログが運営する「Arch-LOG」は、メーカーのBIMオブジェクトを格納して検索・活用できるプラットフォームで、カタログ閲覧や建材の比較、サンプル請求、マテリアルボードの作成、オブジェクトのダウンロードまで可能となっている。

国交省:25年度に原則適用・全事業でBIM-CIM・高度利活用で業務改革実現

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国土交通省は、2025年度に全事業でのBIM/CIMの原則適用を目指す。適用事業の拡大に向け、BIM/CIMに関連する規格の標準化を推進。あわせて、BIM/CIMによる設計照査や監督・検査、BIM/CIMを主とする契約の標準化など高度利活用にも取り組み、BIM/CIMの活用を前提とした業務改革の実現を目標とする。 同省は5日に第3回BIM/CIM推進委員会を開き、BIM/CIM運用拡大に向けた全体ロードマップ案を提示した。取り組みの目的を「標準化」「普及・促進」「高度利活用」の3つに絞り、25年度までの中長期的な目標を設定することで、BIM/CIM活用のさらなる拡大を図る。

戸田建設:BIM活用へ協業・サンセツビと業務提携

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戸田建設は、建築設計を請け負うサンセツビ空間計画(愛知県一宮市、犬塚憲仁社長)と業務提携に関する協定書を交わした。設備BIM活用の領域で両社が相互の人材育成・交流、協業により顧客への提供価値の向上を目指す。
提携内容は、▽BIM活用に関する人材教育▽相互の成長を促進するための人材交流▽相互の資源、知見、ネットワークなどを活用した支援と協業--の3点。

オフィスケイワン:橋梁CIMを提供・モデル作成費用削減

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オフィスケイワンは、国土交通省のCIM導入ガイドライン(案)のモデル詳細度300-400および3次元モデル表記標準(案)の上部工3DAモデルに対応可能な「橋梁CIMシステム」を2月から順次リリースする。橋梁CIMシステムの開発・販売・保守サービスの提供により、将来のBIM/CIM原則化に向けた建設コンサルタント、橋梁メーカーの取り組みをサポートしていく

日建連:情報セキュリティー意識高揚へポスター・動画も公開

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日本建設業連合会建築生産委員会(蔦田守弘委員長)のIT推進部会情報セキュリティ専門部会は、政府主導で産学官が参加する「サイバーセキュリティ月間(1日から3月18日)」に合わせて、建設現場の情報セキュリティー教育・啓発用のポスター=写真=と動画コンテンツを制作、公開している。
ポスターは「スマホ注意報!」をキャッチコピーに、現場写真のSNSへの投稿とともに、機器自体の紛失・盗難やのぞき見、詐欺メールに対する注意を促している。

国交省:労務単価・技術者単価見直し・赤羽国交相が指示 3月から適用開始

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国土交通省は、予定価格の積算に用いる「公共工事設計労務単価」と、土木コンサルタント業務などの積算に使う「設計業務委託等技術者単価」を見直す。2019年度補正予算の円滑な執行につなげることが狙い。関連事業への適用を念頭に今月中旬をめどに新たな単価を公表、3月1日以降に契約を結ぶ発注案件からの適用開始を見込む。
赤羽一嘉国交相は1月31日の閣議後の会見で「これまで7年連続で引き上げを行ってきたが、補正予算の円滑な執行の観点から、できるだけ速やかに単価の見直しを行うよう指示した」と説明した。  労務単価(全職種平均)は、社会保険などへの加入の原資となる法定福利費相当額の加算などを行った13年4月に前年度から15.1%もの大幅な 引き上げを実施。そこから14年2月に7.1%、15年2月に4.2%、16年2月に4.9%、17年3月に3.4%、18年3月に2.8%、19年3月に3.3%と上昇を継続。
技術者単価(全職種平均)も、13年度が0.4%、14年度と15年度が4.7%、16年度が3.8%、17年度が3.1%、18年度が3.0%、19年度が3.7%と継続して上昇している状況にある。

土木学会シンポ:最新動向を共有・インフラメンテロボット技術活用

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土木学会の技術推進機構インフラマネジメント新技術適用推進委員会は30日、東京都新宿区の同学会講堂で「インフラメンテナンスにおけるロボット活用シンポジウム―完全無人化に向けて―」を開催した。インフラメンテナンスでもロボット技術の導入による生産性の向上が期待される中、先進的技術やフィールドロボットの最新動向、今後の研究開発の方向性を共有しようと、産学官の研究者、技術者ら約120人が参加した
冒頭、同委員会の藤野陽三顧問は規模が小さいにもかからわらず、管理費が大きく、作業の安全性も求められるインフラ補修工事や道路の路面清掃業務などで「ロボット導入の余地があるのでは」とあいさつした。
この後、東大大学院工学系研究科総合研究機構i-Constructionシステム学寄付講座の永谷圭司特任教授が「フィールドロボティクスの現状と展望」、港湾空港技術研究所の加藤絵万構造研究領域構造研究グループ長が「ロボットを活用したインフラメンテナンスのニーズ・適用例・課題」、防災科学技術研究所の上石勲雪氷防災研究センター長が「除雪のロボット化・自動化に関する取り組みと展望」、龍谷大理工学部電子情報学科講師で、ロボカップ日本委員会理事の植村渉氏が「工場におけるオートメーション化を目指したロボット競技大会の紹介・RoboCup IndustrialとWorld Robot Summit-ものづくりカテゴリー・製品組立チャレンジの現状とこれから」と題し、それぞれ基調講演した。

鹿島×竹中:技術連携に合意・社会課題解決へ協働・ロボット・IoTで業務改革

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建設産業が直面する担い手不足への対応(働き方改革)と、それに付随して積極的な展開が求められる建設現場の省力化・効率化(生産性の向上)といった社会課題の解決へ、鹿島と竹中工務店がタッグを組む。両社はロボット施工・IoT(モノのインターネット)分野をターゲットとする技術連携に合意。今後の技術開発や開発済み技術の相互利用などで対象分野における協働に踏み出す。 両社は、ロボット施工・IoT分野を競争領域ではなく“共創領域”であると判断。技術連携の横串を刺す「建設RX(ロボティクス・トランスフォーメーション)プロジェクト」チームを立ち上げて、両社の関連部署が集うワーキンググループの体制を構築する。その下にターゲットとする技術開発のテーマごとの分科会を設置して具体的なアクションを実行に移す。

八千代エンジ:3D流体解析を社会実装・複雑な水理挙動評価、コスト・手間を縮減

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八千代エンジニヤリングは、水防災・水環境保全事業における計画や施設設計の最適化実現のため、3次元流体解析手法の社会実装を進める。河川洪水や沿岸部での津波・高波浪などによる構造物周辺の複雑な流れの評価に3次元流体解析手法を活用することで、実験コストや手間を大きく縮減できる。水や風などの流体挙動が問題となる分野は多く、今後、都市計画やエネルギー、維持管理分野など幅広い分野への3次元流体解析適用に向けて開発・検証を進め、多様化する社会ニーズに対応可能な技術として発展させていく考えだ。